こんばんは管理人です。
来週だと思い込んでいた大阪市長選と大阪府知事選が明日だそうで驚いています。(・・・駄目すぎるなぁ)
私は大阪府民ではありませんが、近隣の人間として無関係でもいられないので個人的な意見を書かせて頂きます。
※あくまで個人的意見です。
実質上、現職の平松氏VS橋下氏の戦いになりますが、二人の演説を見た限りでは(大阪市民の皆さん、勢いでものを決めるのだけは辞めろ絶対に!)と言いたくなりました。
支持が高いと言われている橋下は、政治家としては個人的には全く評価していません。彼はただのポピュリストじゃないですか。
彼に政治センスがあれば、東日本大震災で困る企業に
「ぜひ関西に誘致して下さい、関西は電力の心配もありませんし阪神淡路震災の復興でで免振設備も完備してます!原発もフル稼働させます!え?政府が反原発?じゃあ正面衝突してでも遣り遂げます。」
と言えたはずです。
そりゃーもう怒涛の勢いで猛反発されるでしょうね、原発事故真っ盛りの現状では。でも電力は産業復興に絶対に必要です。
電力は産業の食物であり、大阪府が経済的に発展するなら絶対に必要なものです。そして、少ない燃料で大規模発電できる発電は、原子力発電だけです。
しかし彼は世間におもねって反原発を謳い、大阪復興の道を閉ざしてしまいました。彼は大阪の未来よりも自分の人気を選びました。
私とて、いつまでも原電依存が良いとは思いませんが、何十年かけて徐々に減らしていくのがベターでしょう。そうしないと日本のエネルギー不足で大変なことになります。
その間に放射線を制御できる技術を編み出せば最高ですが、無理ならしばらくは国の研究機関で技術を磨いて、原子の力を保持しつつ「その日」が来るのを待つのが理想なんでしょうね。
話がずれてしまいましたが、人気取りのためにエネルギーという社会に必要なものを捨てた時点で、私は全く信用していません。
こんな人物が大阪都構想だなんて、虚言もいいとこです。エネルギー問題にも立ち向かわずに何が都ですか。
有権者が怒っても被災地のがれきを受け入れた石原氏のほうがよほど筋が通ってます。
(しかし、その石原氏が橋下氏を応援している・・・)
だからと言って平松氏が信用できるかと言われると、とても是とは言えません。しかし選挙は「よりマシなほうを選ぶ」ものです。
「とりあえず任せてみよう」で国政が滅茶苦茶になって2年以上経ちますが、何も考えずに勢いに任せて政治家を選ぶとどれだけ生活に影響するか、よく分かったと思います。
誰を選ぶにせよ、いろいろな仕事ぶりを吟味して、自分の意思でしっかりと選ぶことが一番大事だと思います。それが明日の生活に響くんですから。
とりあえず、「勢いで決める」のだけは絶対に危険です。
ただ、橋下氏は良くも悪くも大衆の意思に左右されるので、大衆の側が危機感を持って声を上げれば上手く操縦できる可能性はあります。
その意味では、大阪市の有権者の皆様の意思気力アップに多大に貢献できるかもしれません。その意味なら橋下氏も良い気がします。
その意味では、もし橋下氏が当選したら、大阪市の有権者の皆さんは選挙後から真の戦いが待っています。
頑張って頂きたいです。大阪の復興は関西の復興のけん引役にもなりますから。
拍手ありがとうございました!