あまりにも個人的な話なのにカテゴリーが鋼関連話題になってます。かなり迷いましたが、やはりここのカテゴリーがいちばん近いかなと判断しました。御了承いただければ幸いです。
マクロビやって、相当いい加減だけどベジもやって
(たまに肉食べてます・・・パンに挟まったベーコンのカケラとか、ポテトサラダの中のサラミの刻んだのとか、コロッケの中のひき肉は!)、動物を殺した肉を食べるなんて、精神衛生上かなり厳しいんですけど!などと素で思ってる奴が大量殺人鬼のキンブリーが好きって
一体どないなっとんねん!!と突っ込まれることでしょう。
私も自分に突っ込みたいです。
が、ただの矛盾ではなくて、いちおうきちんと理由があるんですよ、という
言い訳を書いてみようと思います。
俗悪だけど筋を通すグリードに惚れてるのはちょっと好きの次元が違うので、今回は置いておきます。
私がキンブリーと同じ次元で惚れてるキャラは、実はスカー兄です。
かなり前にも書いた話ですが、キンブリーにせよ、兄者にせよ、
兄者と同じ方向でロックヴェルご夫妻もですが、方向は真逆でも向かうエネルギーはまったく同じです。
だからこそ、キンブリーはご夫妻を賞賛したし、話ができなかったのを残念がってました。
善悪って何だろうな、と感じます。同じエネルギーが、発動方向が違うだけで大量虐殺になり、人を守り助ける、という全く違う現象が起きる・・・極めれば対極になる陰陽と同じものに見えてきた段階で、私もかなりキテる気がします。
彼らは迷いがありません。だれかに脅されたわけでもなく、誰かにそそのかされたわけでもなく、間違いなく自分の意思であの行為をやり遂げました。彼らは脅されて渋々従っていたマルコーたちとは対極の、絶対的な強者です。
キンブリーは、たとえ自分が殺されるほど絶対的な力の差を見せつけられても殺戮を辞めないでしょう。スカーさんに脇腹を刺されて死を築く者は死に追われるだの何だのイッてる台詞を吐いてるあたりで確信しましたが、我が身を滅ぼそうが絶対に道を曲げない。
この世のすべてを敵に回しても魂の要求を曲げない、それだけの強者だからこそロックヴェルご夫妻に賞賛を贈れたのでしょう。道を極めて身を滅ぼしたご夫婦の末路は、キンブリーが密かに願う自分の末路かもしれません。
アニメでスカーさんに背を向けた段階でアニメスカーの尊敬度は地に落ちましたが、原作では何が何でも絶対的な強者でいてほしいです。話の最後に死ぬか生きるかは半々くらいの確率だと思いますが、
たとえ無様な姿になろうが前のめりに逝ってくれと!(何その危険思想)
マクロビオティックでは病気を陰陽別に7段階に分類していて、レベル4くらいまでは真逆の症状が、5以上は真逆ながらも一見同じ症状が発動、という説明をしています。
そして、症状が陰陽どちらも最強レベル7は「傲慢」とされています。
傲慢は病気の極みで、マクロビ的にはキンブリーはいつ逝ってもいいくらいの重病人と説明できます。生と死の極みにいるのが奴のすべてのくせに、陽(△)と陰(▽)の陣を合体させて中庸の陣を錬成するあたり、様々な意味で罪深い奴だと思います。ええもう。
(本格的に、わけのわからん話になってきました)
鋼はマクロビベースの話じゃないんですが(当然だ!)、錬金術にせよ何にせよ、古い思想体系はどこの地域もだいたい似たようなことを言ってるので、たぶん滅茶苦茶に的外れなことは言ってない・・・と信じたいです。
傲慢
(NOTうぞうぞくん)に心身を冒され、自分のうちから沸き立つ欲望という、一の神に仕えるキンブリー。
愛情に溢れ、世界のすべてと調和し、いちばん身近な人のために逝った兄者とウィンリィの両親。
(兄者はまだ生死はハッキリしませんが・・・というか勝手に殺すんじゃない私!!)
鏡の対極のような彼らが、私にはどうにも同じものに見えて仕方ないのです。全く逆の現象を起こしただけの莫大なエネルギーに見えます。だから同じ次元で惚れてるんだと思います。
もちろんキンブリーのやったことを許す気は毛頭ないし、「とっとと応報が下れ阿呆がッ」と蹴散らすほどドSなファンですが(それファンか?)。。。あの麻薬級の妖艶さは反則です牛せんせい。
兄者たちは全の神と共にあり続け、その代価で自らの身体を、一を失いました。
キンブリーが死ぬか生きるかは知りませんが、彼の全を失う日は、きっと来るでしょう。傲慢に満ち溢れた欲望という、奴にとっての全は必ず崩壊する。
それが来る日が楽しみでなりません。
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拍手して下さった方々、ありがとうございました!
Thanks for Webclup!!:D
・・・わけのわからん上に不吉なことをさらっと書いてませんか自分。