激動の14巻を堪能し、とりあえずのサイト更新もすべて終えた安堵からか、昨日はうっかり11時間も寝てしまった自堕落独身者ですこんばんは。
ゆっくり休んだので、やっと感想文に挑むことができます。
巻末の兄弟漫画や鷹姐さんの背中の秘密など話題はいろいろありますが、やはり、グリードファンにとって最大の関心事はリンに入った新生グリでしょう。
彼を「グリード」と認めるか認めないか、間違いなく二分すると思います。
勘弁して下さいよ荒川先生!ただでも少ないグリードファンを分断するような設定は!
などと文句を言っても始まりませんし、まさかこんな展開が起きようとは作者以外の誰も予想してなかったでしょう。
ここまで来て、なんでグリードが散った次の週にリンが登場したか理解できました。はじめから荒川氏はリンとグリを合体錬成させる気でいたのでしょう。
なんという冷徹さ!(<※褒め言葉)
荒川氏は早々とヒューズを殺すわ、スカーのご家族を民族まるごと大量虐殺するわ、かわいいエンヴィーの正体がリヴァイアサン
(<「嫉妬」を司る悪魔の大龍)だわと、作品に必要ならどれだけ残酷なことも決行できる無慈悲な名君です。
これで私も、無慈悲で冷徹な北の女王様に振り回される一般市民の仲間入りです。
|||orz
荒川氏はギャグやネタ方面にも相当パワーを入れてますが、これだけ冷徹なことばかりする以上、反動でネタを爆発させて客を楽しませたい気持ちはよく分かります。一人で暴君と道化を同時錬成してしまう、いろんな意味でパワフルな御仁です。
本編よりおまけのほうが楽しい、とファンに言われて「本望だ!」と叫ぶのは冗談でなく、
案外本当かもしれません。
・・・荒川氏の考察はいいから、グリの話をしましょう、ぐりばなしを。
外見は違うし記憶も消されたけど、俗悪な表情といい小生意気で小気味のいい性格といい、間違いなく彼です。私は彼のすべてに惚れてます。外見が変わった程度では揺れない、揺れない!そもそも私はグリと西アフリカ由来の道祖神と合体錬成させてるような
斜め上です。
この道祖神は神出鬼没ですべての次元を超える者、男であり女であり、王であり奴隷であり、孤独だがすべての者の友であり、最高神にすら反逆する、誰も止めることができない自由きままな神です。
グリはそんな道祖神の一形態と思い込んでいる電波ゆんゆん斜め上が、この程度の攻撃にめげるわけがありません!
(・・・これくらい強度の電波を飛ばさないとやってられないほど追い詰められてるのも事実ですが。)
そして、新しいボディに替わっても、8巻の彼の死の衝撃が和らぐことは決してありません。デビルズネストのボスはあそこで殺された。それは事実です。
却って記憶を消された状態で復活して良かったとすら思います。消された記憶を自ら取り戻す展開も期待できますし、(
ビドーが存命中なので可能性はゼロではない)、生まれ変わるというのは、前の彼がそのまま再現するという意味ではないと思いますから。
たとえ魂が戻ってきても、「デビルズネストのボス」が死んだことは、やっぱり切ないし悲しいです。生まれ変わってもその事実は全く変わりません。
しかし親父殿ですら制御できない自由な魂、それがグリードです。今のところは大人しく言うこと聞いてますが、これからどうなるか。
彼は決して期待を裏切らない、そう信じてます。
エドに手紙を渡しに来たシーンで完全に吹っ切れましたが、果たして他のファンの方はどう思っているのか。そしてリンのファンの方がどう思っているのか。今はこちらに関心が集中してます。
・・・夏混み原稿で忙しいから皆さん日記更新がままならない罠が作動してますが |||orz
今回の件でつくづく感じました。
斜 め 上 は 無 敵 で す 。
却って道祖神フラグがまた1本立ってしまったくらいです。
願ったり叶ったりダ!!(<もう自棄)
+++++++
拍手して下さった方々、ありがとうございました!
Thanks for Webclup!!:D