ヨチヨチひよこ と ひよこの神さま

「GREEDY CHICK」は2011年1月より改名しました。
ヲタ話題を中心にした、まったり更新日記です。

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2012.09.13 Thursday
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    「政治」とは何だろう?

    2012.09.13 Thursday 22:25
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      皆様こんばんは。大変ご無沙汰している管理人です。
      今日はヲタとは全く何の関係ない話で大変申し訳ないのですが(・・・BL話とどっちが需要あるかなと考え込みましたが、そもそも需要そっちのけで自分の書きたいことしか書いてないことを思い出しました)今日は『政治とは何か』という話題について書かせて頂きます。
      何でこんな話題にしたかといえば、学校でも家庭でも「政治とは何か」という教育が全くされていないのが、現在の燦々たる政治の元凶ではないかと思い、不完全でもなんでもいいから自分なりに書き連ねたいと感じたからです。
      たとえば会社というのは経済的利益を追求する集団だと、誰でも知っています。学校は、社会に巣立つ前段階で様々な勉強をする機関だというのは、異論はないでしょう。
      なら政治は?
      と言われると、明確に答えを出せない人がかなり多いのではないでしょうか。
      学校や企業と同じだけ、ある意味ではさらに重要な立場にあるのが政治なのに、それに関しての認識が足りないというのは、民主主義国家の国民にとっては致命的です。
      政治とは何か、という共通認識もない国民が、どうやってまともな政治家を選べるのでしょうか。その惨劇が3年前の政権交代()だったわけですが。
      こんなバカげたことを二度と起こさないためには、国民一人ひとりが、不完全でも間違っててもいいから、まずは「政治とはなにか」考えないと本気でやばいと、私は感じてます。

      私は政治学などの勉強はしていませんが、いろんな政治家の方と交流する機会があって(もちろん直接ではないですが)その人たちの言葉と自分なりの思いをもとに書かせて頂きます。
      政治には様々な役目がありますが、主に以下の仕事があります。
      ・国民の生命・財産を守る
      ・国民の生活を守る(様々な控除とか、不正受給で問題になっている生活保護などの社会インフラ)
      ・国民の利害調整をする
      ・外国と利害調整をする

      国民の生命財産を守る云々はよく聞く話ですが、見落とされがちなのは「利害調整役」の仕事じゃないでしょうか。
      政治とは、永遠に続くバランス調整です。ありとあらゆる勢力同士の利害調整をして、できる限り互いに嬉しい仕組みを作る。それが重要な仕事の一つです。
      何も面白くないし、むしろ「汚い」と感じられることもある、恨みを買いやすい役目です。だから政治家は、地元の名士と呼ばれる家から出ることが多かったのです。
      名士というのは、その地域でもっとも力がある人で、地域内の利害調整の役目が負えるだけの力があります。今は都会ではそのような習慣は廃れましたが、背負う役目は同じです。
      志はもちろん大事ですが、政治家の腕力が問われるのはむしろ、この調整能力ではないでしょうか。調整するためには、あちこちの勢力と顔見知りである必要があり(人脈ですね)、「これは通すけど、これは諦めてくれ」と、いろんな所に調整してはそこを何とかと押されてしまう。で、そんな超面倒くさいコミュ力を問われまくられるのが政治です。
      それが理解できない人間が政治をやると、ある特定の勢力だけに便宜を図る腐れ政治屋が出来上がります。そのような政治屋は、毎日テレビのニュースでうんざりするほど見せ付けられているでしょう。

      利害調整するのが政治なので、あちこちに喧嘩を売って敵に回すなどというのは自滅を招くだけのバカげた行為です。
      小泉元首相などは郵政民営化を掲げて、並み居る政敵を倒した独裁者のように言われますが、実際は会議に会議を重ねて何百時間もかけて話し合ったのです。あまり知られてないのが残念ですが。
      まあ、話し合いといっても「俺を下ろして我が党が勝てると思ってるのか、殺りたければ殺れ、俺を殺して勝てると思うならな。」という意味を持つ無言の圧力をずーっと掛けつづけただけじゃないかと勘ぐってしまいますが、利害調整というのはそれほど苛烈なものなのでしょう。(というか、調整じゃないよなこれ・・・)
      小泉さんは、人の話に耳を傾けるのがとても好きで、ずっと目を閉じて相手の言うことを聞き続ける政治家なんだそうです。ずーっと聞いていると、ある瞬間に腑に落ちることがあって、それで納得できるのだそうです。
      強引なところはありましたが、人の話を徹底的に聞いて腑に落ちる面は尊重する、という姿勢は、さすが政治家だと感心しました。(※小泉元首相の政策すべてに賛同しているわけではありません。聞く耳を持つ姿勢に感心しているだけで)
      誰もが小泉さんになりたがっているようですが、彼ほど孤独の中を生きた人はいなければ、人の話に耳を傾ける(人の話を聞く、でないのがポイント)人もあまり多くない。華やかなポピュリスト的な面ばかりを追い求めて自爆するのが多すぎて、よくそんな浅い見識で政治家やってると別の意味で感心します。

      ううーむ・・・小泉さんの例を出すのは間違ってた気がしてきました。


      政治家は利害調整をするのが仕事です。
      これが理解できれば、面白そうだからとか期待できるとか、曖昧模糊な理由で政治家を選ぶ幼稚なことは防げます。
      どの候補が、どの党がより調整力に長けた人だろうか。そういう目で見たほうが現実的でしょう。
      ただし、利害調整だから国民にとって全てにおいて納得できる答えは出せません。それは理解した上で、しかしこれは認められないという問題は、国民が声を上げて迫ればいいのです。それがどんな主義主張であっても。
      利害調整するに足りない存在と見做されたらそこまでですし、多くの国民が望んで行動すれば、政治家も動くしかありません。そうしないと次の選挙が危ない。
      要望を出す側も、これだけは譲れない部分だけを押して、飲める要求はできるだけ飲むのも肝心です。これは昔の日本人なら常識だったはずなのですが。
      国民は、政治に対して詰まらないだの老害だの下らない言いがかりは止めて、だれが仕事ができそうかで選ぶべきだと私は思います。
      政治家とは調整能力に長けた役目であり、その役目が上手くいけば社会は平等に平和になり、やがて栄えます。失敗すれば、一部勢力だけは美味い汁をすすって、後で嫉妬と恨みを買ってボッコボコに潰されます。結局喧嘩が増えるだけで、誰得状態になるのです。
      現在の政治の混迷を正すには、有権者が「政治とは何か」という概念を持つことが何より重要だと、私は確信しています。有権者があやふやで、政治のことなんて何も考えていなかったから現状があるのです。
      本来はマスコミの仕事ですが、奴らは全く仕事をしないので国民が声を上げるしかないという・・・マスゴミは消毒だー!!とバギーバイクに乗って火炎放射器をぶっ放したい気持ちになりますよ、ええもう。
      まあ、火炎放射器なんて凶器を使わなくても、国民一人ひとりが政治に対する考えを括弧たるものにすれば、マスゴミなんか勝手に消毒されますけどね。その日が1日でも早く来るために、私なりに頑張ります。


      この話題はもう少し続くかもしれません☆
      キンブリ関係で来た人はドン引きのテーマでしょうね。。。すみません。。。


      拍手ありがとうございました!

      JUGEMテーマ:日本の危機を救え


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      2012.09.13 Thursday 22:25
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