うん、いいかげんに鋼の感想文を書こうぜ自分。
これだけ膨大な話だと感想文ひとつ書くのにも悩んでしまいますが、今日は久々にネタバレ感想文です。
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はやくコミック発売されないかな!!
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拍手ありがとうございました!
Thanks for Webclup!!:D
あくまで個人的な意見ですが、鋼を読み終えて「スカーさんがいちばん人間らしいキャラだったな」という印象を持ちました。
故郷を滅ぼされて復讐に燃えるのは自然です。
ウィンリィやエドワードたちと交流?して、自分の行いを省みる機会があったのも自然です。
そして最終的には復讐に終わらず、イシュヴァラ教の再生の使途として生きることになるところも、実に自然な流れでした。
後半には驚くほど多くの人たち(兄者の研究含む)と交流して、自らを省みて悩み、結局は復讐から足を洗って再生の道へ。まさに修行の人生で、人間そのものだという印象です。人は多くの人と接して過ちを正し、より良い道を行くものだと私は思いますが、それを見事なまでに体現したのがスカーさんです。
彼は匿名ですが、名前がないことが却って人間の普遍性が出て、とてもいいなと感じました。牛せんせいが最後まで名を明かさなかったのも、それを狙った演出かもしれません。
いざ終わってみたら、いちばん印象深いキャラがスカーさんっていったい誰のファンですか自分。いやもちろんキンブリウマーで強欲さまだいすきなことに変わりはありませんよ!!
ありませんが強欲さまは欲を棄てて成仏したから、私の中では完全に消化しています。きんぶりは・・・美味しく頂かれたからもういいです。(ひでえ
キャラ萌え云々ではなく、鋼の錬金術師という作品の中で生きる人物では一番印象深いという意味でありまして、決してスカーさん萌えというわけではwww いや、スカー萌えの方々と接しているとうっかり扉を開けてしまうこともたびたびですが。
まさかスカーさんの地位が自分の中でここまで上がるとはなぁ。まさに、ありえないなんてことは、ありえない。